金融界が揺れている

2014.01.31

 

中国のシャドーバンキング破綻が話題になってましたが、今回だけはぎりぎりデフォルト回避しました。
いつもおもうんですが、アメリカの債務上限引き上げもぎりぎりデフォルト回避して、もう、「ぎりぎりでシャンシャン」が定番化していますね。
緊張感の欠如・・・経済ニュースすら、危機感が無くなっています。
そんななか、ヨーロッパの超一流銀行が預金引き出しに制限を設けるなど、金融デフォルトの予感が高まっていますが。

●500億円デフォルト寸前で回避(中国のシャドーバンキング)
31日に償還期限を控え、デフォルトが懸念されていた30億元(約510億円)の金融商品について、組成した信託会社が27日、投資家に対し元本償還を行うと通知した。なんと年利11~13%を掲げ、富裕層など約700人が期限3年で購入したものである。
今回の問題は氷山の一角。「影の銀行」をめぐるデフォルト懸念は今後も相次ぐ恐れがあるが、政府は打つ手がないのが実情。

●JPモルガン・チェース銀行、現金引き出しに制限
・顧客は限度を超えた現金を引き出す場合、自分のお金なのに1ドル増えるごとに手数料を支払う必要があると決められた。
・JPモルガンが去年11月17日から現金引き出しに制限を設け、海外の電信送金を禁止した(毎月5万ドルまでに制限)。
※アメリカの銀行は来る金融崩壊に備えて顧客のお金(預金)を凍結しているのではないでしょうか。

●HSBCは大規模な現金引き出しの制限 (BBC報道)
・£3000なら引き出せるが、それ以上は引き出せない。

・5千ポンドから1万ポンドになる金額を引き出そうとして停止させられた(BBC報道)。
・HSBCは、その11月に実施された政策の変更の顧客を知らしていないと認めた。

●バークレイズが支店を閉じ、投資部門の数百人の人員削減(BBC報道)
・バークレイズは総資産高では世界第2位(2009年)。イギリス3大銀行中、総資産では第1位、時価総額でも第2位を誇る、イギリスを代表する金融グループ。
・人員を3700人減らす計画を打ち出した。

●ロンドンでは金融人の死が相次いでおり、衝撃が広がっている(WSJ報道)
・JPモルガン・チェースの高層ビルから、テクノロジー部門のバイス
プレジデントだったガブリエル・マギーさん(39歳)が飛び降りて死亡した。
・再保険大手スイス・リーの広報責任者だったティム・ディケンソンさんは先週、非業の死をとげた。
・ロンドン西部の民家でドイツ銀行の元幹部、ウィリアム・ブレークシュミットさん(58)が自殺。
・昨年8月には、チューリッヒ・インシュアランス・グループのピエール・ウォティエ最高財務責任者(CFO)が自殺した。

 

●ヨーロッパ中央銀行金利0.25 パーセント

・11月には、ヨーロッパ中央銀行は、ベンチマーク金利を0.5パーセントから記録的な低さとなる0.25 パーセントに縮小した。

東海地震発生の切迫性

2014.01.21

 

●気象庁が東海地震の切迫性を発表しました。
過去において例のない表現です。
http://www.seisvol.kishou.go.jp/eq/tokai/tokai_eq2.html
 
●21日午前9時30分頃、富士山南東6合目付近から水蒸気が噴出。
山頂付近からも湯気の様に立ち上っているとの報告あり。
●ニュージーランドではM6,5クラスの中規模地震がありました。
ニュージーランドと日本はシーソーの両端の関係。

厳重な警戒が必要になってきた房総半島。

2014.01.10

 

国土地理院は、今日10日、房総半島沖で「スロー地震」を観測したと発表。
千葉県の沖合周辺で、地下のプレートの境界がゆっくりとずれ動く「スロースリップ」と呼ばれる地殻変動が起きている。
ずれ動いた量は、5日間で最大およそ6センチ。
スロースリップが起きると数か月間、地震活動が活発になる。
この「スロー地震」は大地震の前兆とも言われている。
 
この「スロー地震」は、前回は2011年10月に発生し、2年3ヶ月振りの発生となりますが、観測史上最短の期間と言われ、警戒を要する事態になっています。

 

千葉で震度6以上の地震が発生すれば、東京もかなりの揺れに見舞われることになり、液状化現象が発生すれば東京湾岸にあります石油タンクそのものが海に流れ出ることもあり得、火の海になる可能性もあります。
道路は封鎖、自動車は通行止め、食糧水の供給は停止。
あらゆる可能性がありますので、準備だけはしっかりしておくべきだと言えます。
 
12月下旬から活発化、伊豆大島の東部の火山性地震のピークが1/2~1/4。関係ありそう。
 
今年1月2日頃から房総半島の約30×10kmの領域でスロースリップ現象 が観測されたが、その周期は次第に縮まっており、要注意!
 

2014がやってきた。

 

やってきた。

なにも起きそうにない新年がやってきた。

水面下で高まる何か。

何かを感じる。