凪いだ秋。

いゃぁ~、ベタ凪の10月でしたね。

いったい、マジで、「アセンション・オン・ゴーイング」なのか?と

ほっぺたをつねってみるほど・・・。

「イタタタタ」夢じゃない。そんな古典的なギャグで目を覚ます、

夢をみているようだった10月。

 

ただ、世界中で金融緩和して、株価だけを世界の政府が支えている感じです。

日本も、11月の郵政上場にあわせて株価爆上げしたのち、

2017年4月の消費税の増税までは、とにかく株価維持に走るんでしょうか。

まだこの嘘世界が続くんでしょうか?

 

金融相場の大変動は伝説の古参投資家しか予測できないようだ。

ソロスは預金封鎖を予告していると聞く…今度の金融危機は

そこまで大きいハズなんだが・・・。

なんせベタ凪で。

 

ゆうちょ株の売り上げ低落に影響する悪いニュースは出ない…

なんか異常に静かな日本、太平楽。

日銀の景気分析は「ゆるやかに回復」のリフレイン。

 

ほんとだよね。情報統制されてる感がハンパない。

10月は値上がりして終わった日経平均だが、

空売りの買い戻しで上がったにすぎない。

空売りが消えれば、暴落は巨大化するんだろう・・・。

 

でも、それが起こる時、政府でも抵抗できないというからね。

それでも天下泰平、世界は直前までバブルの熱狂に酔っているのだろう。

 

本当に株は暴落するの?

しますよ、

キリが無いくらい経済悪化の現象はあります。

 

金利差が開く時。

ほら、開き始めましたよ。2008年9月もそうでした。

恐慌のサインは、ハイイールド債の金利差で読める。

もはや危機的レベル。

確認しておきたいことは、金利差の拡大は2回とも

金融市場の暴落に先駆けて起きていることだ。

ブラックマンデーより、より急激な、より大きな金利差拡大が

9月末から始まっている。

1998年のLTCMの破綻も、2008年10月も現在と同じことが起きた。

その同じこととは専門用語で言えば金利差。

これが拡大したから、8月24日ブラックマンデーも起きたのですよ…

 

 

9月第2週、FEDは大規模な介入。

その介入額は2008年10月のリーマン危機の時の3000億ドル(36兆円)を越え、4000億ドル(48兆円)に達する額です。

グレンコア社(資源商社)の株価大暴落は

2008年のベアスターンに相当する。

いまは、 まだその序章に過ぎない。

2008年のベアスターンのように、2015年のグレンコア社が破綻する時がくる。

グレンコアに欧州の銀行が10兆円を貸し込んでるが倒産危機なんだ。

で、リーマンになるのはドイツの銀行になるようだが?

グレンコア社株の大暴落はデリバティブ市場を揺らした。それがFEDの介入だったようだ。9月第2週、FEDは巨額の介入をした、その額4000億ドル。2008年9月の3000億ドルを超えた。相当大きな何かがあったのだが?

日本ではまったく言及されない。

世界金融破たん大本命はドイツ銀行か?

ドイツ銀行が世界10カ国で9000人レイオフする。

金融危機が出るのなら、欧州それともドイツだろうな。

ドイツ銀行の第3四半期の赤字、70億ドルだって。


 

ノルウェーの政府系ファンドの解約100兆円~

サウジ、クエート、ロシアの産油国は続々とその政府系ファンドを解約。

ノルウェーとサウジが政府系ファンドの資金を取り壊した。

原油の暴落によるものだ。

天然ガス2012年4月以来の安値に。いよいよ商品市況が崩壊し、

それが株安のサインになるかもしれない。


NY株の天井を打ったようで、下落サインが出ている。

日本は1993年から急速な円高になった。

その時の世界の資本調達の中心は円だった。

円建債務の返済に円を買わざるを得なかった。

それがあの80円の円高だった。

 

金融中心国の危機はその通貨を強くする。

米国の危機は米ドルを強くする。

それは米ドル建の債務を返済しなければならないから。

 

米ドルの世界の債務が180兆ドルもあれば、

その返済で米ドルを買い戻すことになる。

米ドルの債務とは、米ドルを空売りしていることと同じ。

世界総債務は、1994年の80兆ドルから

2014年には230兆ドルに増えている。

この債務の大半が米ドル建というのがポイントだろう。

中国問題は株ではなくその巨大な債務。

世界の債務の多くを中国が持っているよ。

 

米国長期債にも売りサインが出そう…金利上昇ということだ。

米国長期債は次の売りサインを準備している。

売り、金利上昇が待っているのだ。

世界の中央銀行が米国債を売りに転じた。

1978年以来最大の1230億ドル。逆流する資金。

米社債市場の債務不履行は2.5%にアップした。


債務上限問題は、あまりにもバカバカしいプロレスだった。

政府と議会の八百長。

かんがえてみれば、議会なんて機能しないにきまってる。

どの政府もすべて、議会を取り込んで八百長でやりたいようにやる。

それが俗世の現実というものだ。

民主主義とか、存在するはずがない。

議員は国からカネをもらっているんだもん。

 

中国、そして新興国の危機。

中国9月の輸入20%減、爆縮する経済…凄い話だ。

月次20%はもはや異常事態だろう。

中国に進出した華僑が全滅したらしい。

上海株暴落で500兆円消えた株資産、そして不動産市場の混乱が

超富豪、またの名を「華僑」を急速に消し始めているという。

 

そして彼らは現物に向かう。

9月の上海市場での金現引きは154トンとは、

シカゴ市場の年間の1.6倍の量。

危機の金、危機は金現物を必要とするのだね。

中国の金現物取引量の異常な増加!! 

とにかく上海市場は現物引出しが史上最高レベルになった。

 

トルコリラ、中国元安で世界の新興国通貨は暴落の危機。

現在は9週間ぶりの安値、逆流する通貨。

マレーシア通貨の下落でクレジットデフォルトレート急上昇、

2008年9月はメリルリンチのこのレートが上昇したが…。

 

上海株は今一度上昇の気配、その後、凄まじい暴落の嵐に。

 

いろんな動向。

シカゴの不動産王、サム、ゼルは、2007年に始まった

不動産不況の再現を恐れて、22000戸のマンションを投売り。

ソロスは、6月頃から欧州における預金封鎖を言い始めている…

古典的恐慌の物語は、金融危機から預金封鎖も必要になってくると。

ヒラリークリントン、大手銀行を救済しないと明言する、

金融危機が起きても。

ロシア大手航空会社破綻、26日から事実上運航中止。

ロシアはカネがなくなっている。

ギリシャの4大金融機関の不良債権額は1070億ユーロとなり、

公表された不良債権比率は50%以上となり、

最も不良債権比率が高いピレウス銀行は、なんと57%となっており、

しかも全体の不良債権額は更に増加。

中国にイギリスが色目。

欧州の首脳が中国詣で。

中国のエーツービーに群がる国、IMFの通貨に元が認定。

崩壊寸前の中国のどこにそんな余力があるのかわからない。

 

 

べた凪の裏で、なにかが起きているようだ。

いよいよマネー資本主義の溶融につながるのだろうか。

われわれが「アセンション・オン・ゴーイング」のさなかで、

人類史初のマネー資本主義が

完膚無きまでに破壊されるのを

見届けることができるのだろうか。

 

お金のない世界。

ひとがひとを搾取しない世界。

ひとが生きものを略奪しない世界。

そんな、すばらしい世界への道のりは、

あまりにも長く、あまりにも強固で、

あまりにも険しかった。

 

あまりにも長いあいだ、あまりにも強固に、

人類は固定観念によって

貨幣信用を構築しすぎてきたんだ。

 

だが、目覚めた者たちは異口同音に希望している。

この、腐敗しきったマネー資本主義という悪魔が

みずからの悪徳に押しつぶされて

溶けて

消えうせる

その日を。