九州、大激震。

かつて近代社会が経験したことのない地球激変時代に突入したのか───。

中九州を襲った連続大地震。2016.04.18記述

熊本県と大分県では今月14日の夜から18日午前12時までに発生した地震では、

●震度7が─1回、

●震度6弱以上が─6回、

●震度5弱以上が─7回、

●震度4が─69回観測され、

●震度1以上の地震の合計は─531回に達した。


布田川断層帯が「実際は長く、想定していたM7より大きなM7.3の地震が起きた」平田直・東京大地震研究所教授とか、「余震に注意」といっててデカイのがきたとたん「これが本震」と言い換えたり(気象庁)。。。家が崩れ生命を落とし寝る場所もない食べ物も飲み物もない被災者をほっといて、あいかわらず学者もお上も「現実」の前に「言葉遊び」で保身を繰り返すばかり。(断層とか余震とかいう観念に縛られ現実が見えていない)。

 

もういいかげんわかっただろう?

まだわからないのか?

もう、お上も学者も経験則も権威も何も頼れないんだということが・・・。

 

そこで、アセ実では独自に疑問を追求したい・・・。

地震の原因は何か?

メカニズムはどうなっているのか?

被害の広がりと影響は?(経済、交易、観光)

今後の地震予想は?

そんな気になるポイントを検証しておきたい。

原因・トリガー

太陽フレア

太陽フレアーの影響。 4月10日 割と大きいサイズの太陽黒点が来ていた。

人工説(先走り)

昨年11月14日、パリのテロと同日、海外では九州で大地震があったことになって、ツイッターで「prayforjapan」がトレンド入りするほど拡散した。仕掛け屋が同時に九州大震災起こす予定だったが、不発で、海外メディアが流した「九州で起きた地震で死者が18000人」という報だけが拡散した。
今回はその実行がされたのだろうか。

プラズマ?小型水爆?

3.11東日本大地震の時、「謎の発光現象」が起こっていた。プラズマのような発光を伴う巨大地震は人工地震であり、小型中性子爆弾の使用を示唆しているという。

地震波

地震波形が垂直立ち上がりを示し、爆発物特有だという。しかも、『熊本県 自衛隊高遊原分屯地』と入力したら、緯度32.8経度130.8と出て震源地とピタリ一致したと!


人工的なもの単独では、これほど広範囲な地殻の異変は起こせないだろうが、要所要所の励起トリガーとして、人工的なものを活用することぐらい、軍関係ならお手の物だろう。

メカニズム

中央構造線に沿って

400年前の慶長伏見地震は、大分で始まり、4日間、鹿児島から京都まで揺れた。今回の熊本・大分地震は、気象庁や学者の言うように、単なる「断層」で揺れたのではない。「中央構造線」で揺れているとみられる様々な現象がみえる。


諏訪市に伝播

「熊本で起こった地震で諏訪が揺れた」。異常に遠く離れた奇妙な地域で「震度1」を記録した。

諏訪市は、中央構造線で熊本と結びついている。(右の図2点を参照)

 

また、以下の図は2回目の大地震に補助線を引いたもの。中央構造線に対して、地域と震度の相関関係が読み取れる。


地震の回数、規模、エリア・・・。明らかに過去の地震とは違う原因であることが素人にも分かります。素人はそれを言語化することができないだけで、誰もが「おかしい」と感じている。

生きている阿蘇山

阿蘇山はなぜ、だらだらと噴火している活火山なのか。噴煙が止まるほかの火山と違うのは、地球のマントルが直接じゅくじゅく噴き出す噴火である。一方、マグマ溜まりを形成して噴火する他の火山は、噴火したら小休止して冷えて固まる。

 

マントル直接型の火山には、アメリカのイエローストーン火山が有名。また、西の島の噴火もマントル型で、したがって何年も噴火、噴出が続いている。いわば袋の中身ではなく、地球の中身がとめどもなく溶岩として供給されるわけであり、その活動に終わりはないのだ。

 

今回の地震で、阿蘇山の噴火がもっとも警戒されたわけだが、現時点では地震の規模の割に、噴火が小規模にとどまっている。

では、今後、阿蘇山はどうなるのか。

政府は知っているのだろうか。

それは住民、国民に「ていねいに説明責任を果たして」いるだろうか。

火山連続性噴火のスタートなのか

日本の活火山に地震計が設置されている。今回の熊本地震の揺れを、霧島、雲仙普賢岳、富士山、浅間山、白根山で連動して記録した。ところがほかの火山では揺れがなかった。

 

では、なぜ揺れた火山と揺れない火山に分かれたのか。

揺れを記録した火山の共通点は、阿蘇山から関東の茨城につながる「中央構造線」上の火山ということがわかった。

ということは、「中央構造線」とは単なる地溝帯ではないということだ。

その内部には、マントルを供給するトンネルが走っているのではないだろうか。

 

また、「中央構造線」は東西に走るが、フォッサマグナが南北に走り、交差している。そして、フォッサマグナもまた単なるミゾではなく、マントルを供給するトンネルが走っているのではないだろうか。

過去の御嶽山、伊東沖の海底火山噴火をみると、ともに連続地震が起こり、その震源が移動し、どんどん浅くなっていってから火山噴火になった。また、富士山と浅間、白根は地下マントルでつながっており、噴火の連鎖が気になるところだ。

 

このように、阿蘇山という万年噴火中の活火山を起点として今回の地震を捉えたとき、専門家たちが言う「活断層」や「余震」という観念がいかに無意味な言葉であるかがわかってくる。

素朴に考えて、ここまで連続して多発(500回以上)する地震エネルギーの供給元について、考えたらわかりそうだとおもうのだが・・・。それは、無尽蔵に地球内部から供給される何かがエネルギーを供給しなければ、起きえないと思う。単なる断層の跳ねっ返りメカニズムならば、跳ねればエネルギー出尽くしで、平穏になるしかないからだ。また、「玉突きのように活断層が動いた」といっても、「新たに500回も動く」という説明にはならない。衰えぬ地震エネルギーの供給源は中央構造線に走るマントルなのではないか。それが地表をノックするほど活性化し、上がってきているのではないか。

 

専門家はシーラカンスだ。後出しで断層理論ばかり連呼している。中央構造線や、マントルのトンネルや、ポールシフト説など新知見には言及できない。石頭どころか、化石頭なのだ。

彼ら専門家や気象庁が化石頭なのは、現象と認識の関係を、すごく近視眼で捉える習性が原因だろう。上記の図は地震の発生箇所が、熊本市界隈から北東の別府界隈に転じて、次に南西の海沿いに転じたと述べている。

そして、その動きを追うのに必死で、(卓球のピンポン玉を追う観客みたいなもので)、何かあったらいっせいに視線をそっちに向けて、そこだけしか見えないという視野の狭さが際立っている。

 

中央構造線というキーワードは絶対でてこない。

なぜか?

出せないからだ。中央構造線を少し東に行けば伊方原発。

震源の移動により伊方原発直下で大地震が来ては、さすがのオメデタイ国民も、堪忍しないだろう。政府はそういう終局パニックを連想させたくないんだとおもう。

また、熊本から南西に伸びる断層も、その奥底には中央構造線が伸びている。川内原発の真下だ・・・。

 

ポールシフト

では、なぜいま、中央構造線のマントルが活性化してきたのか。いま、世界で大地震が発生しているのは、熊本・大分だけなのか。

 

じつのところ、いま世界中で明らかに大地震が激増している。今年に入って、スウェーデン北部で過去100年で最大の地震。アメリカ、スペイン、ポルトガル、オーストラリアでは巨大なシンクホール(表層が崩落して生 ずる陥没孔)の出現に、アメリカでも頻発する地震。エクアドルではトゥングラワ火山の噴火等々。

 

先月3月15日から1ヶ月をみれば、環太平洋地 震帯とその周辺で、マグニチュード4・5以上の地震が400回近く起きている激増ぶりだ。 

4月10日、アフガニスタンでM6.6、4月13日にはミャンマーで6.9、4月14日にはバヌアツでは6.5。 中でも環太平洋地震帯に属するバヌアツでは、熊本と同様、マグニチュード6以上の地震が4月はじめから3回発生している。  

 

そして今回のエクアドルの大地震。4月10日から昨日までのわずか1週間で、大規模地震が5ヶ所以上、また回数では、2週間で8回にわたって発生していることになる。

 

30日間の大きな地震

M7.8 エクアドル/ 16日

M5.7 熊本/ 15日

M7.0 熊本/ 15日

M6.4 バヌアツ/ 14日

M6.0 熊本/ 14日

M6.2 熊本/ 14日

M6.9 ミャンマー/ 13日

M6.6 アフガニスタン/ 10日

 

火山でも、カムチャッカのマントル性の火山が火を噴いたということは、地球全体のマントル活性化が起きていると考えるべきで、そのような大規模な地球の励起を起こすトリガーは、太陽フレアーだけではどうも説明がつかない。

したがって、いよいよ地球の大転換を司るポールシフトが始まったと捉えるべきであろう。

 

ポールシフトについては、イヌイットが北極点の位置が変わり、太陽が昇り沈む位置が変わっていると報告している。地軸のズレは、地球の自転軸がゆらぎだしたことを物語っている。また、ポールシフトのメカニズムには、地表の表層領域がズルッと移動するという説もある。まるで朝の「とくダネ!」の番組で小倉氏のカツラがズレるかのように、表層がズルリと動くようなのだ。

 

とくに地表が動くほどの地球の活性化が起きるとなると、当然、マントルの動きも活性化しているとみるべきで、火山噴火や地震活動の多発・広域化は、いわばポールシフトの前奏曲といえるかもしれない。

 

そういう仮説をかかげると、この地震は今後どうなるのか・・・が見えてくる。

九州地震の今後

地震が収まってほしいのはやまやまだが、地球的な活動を読み解くと、収まるどころかだんだんひどくなってくると言う他ない。

例えば安政の大地震というのがあった。地震がだんだんひどくなって、度重なる中規模の揺れで、最後は地域の家は全て崩壊してしまったという。

それを経て、富士山が大噴火したという。

 

史実にならうと、それはまるでいまの九州地震に通ずる気配である。熊本では初発の地震では、家屋は倒壊せず、かなり踏ん張った。ところが、何度も何度もジャブを打たれ、だんだんダメージがでてきて、2発目の地震でほとんどがノックダウンしてしまった。

そして、その後も、震度5や6の地震を受けて、かろうじて残った家屋も次々とノックダウンして行ってる。

そういうプロセスを経て、われわれが「もう堪忍、もう降参」、といってへばってきたとき・・・それは起きるのだろう。

 

阿蘇山、大噴火・・・。

 

阿蘇火口地震を隠した政府

2016年4月17日の13時頃、なんと阿蘇カルデラ内で地震が起きていた。

 

それがなんと、深さ0.1km地表から僅か100mの地点だ。こんな浅い震源を測定できるのだろうか?しかもマグニチュード4.4、エネルギーがでかい。

 

だが、気象庁の課長もこれに言及しない。報道機関も、質問すらしない。政府の大臣・閣僚はだれも九州に近づこうとしない。視察という名の慰安旅行にも来ない。

 

彼らは知っているのではないか。噴火が迫ることを。衛星から見れば九州の地熱分布が一目瞭然だ。それを国民には教えない。原発事故と同じで、いつもの政府の手口だ。

 

さらに、阿蘇山の地震計・傾斜計が16日の地震で壊れてしまい機能していないという。これまた、原発事故と同じで、いつもの政府の手口だ。モニタリングポストが壊れたといって、数値を出さなくする手口とおなじではないか。

 

さて、素人が外野からこのような状況を理解するとき、情報からなにを取捨選択するかという例題になる。

 

言える事は、

★いままで阿蘇カルデラ内で地震が起きたら、驚天動地の大ニュースになっているだろうということ。

★それも、震源が地下100mでマグニチュード4.4なら、噴火警戒が同時発令されても当然ということ。

★ところが、今回の地震は火口以外の揺れと被害がバカデカイので、阿蘇カルデラ内で地震が起きようが、その他大勢の地震のひとつに矮小化してしまうことができるということ。

★しかし、今回の大地震が震度1以上で500回以上連続発生していることをみても、阿蘇山の火山活動に影響が無い訳がないのだ。

 

これは、「政府の大臣・閣僚はだれも九州に近づこうとしない。視察という名の慰安旅行にも来ない」ことの証拠なのではないか。

そして、今後は、阿蘇山の爆発的な噴火がもっとも警戒すべきことであり、その規模たるや、これまでの日本が経験しているような観光写真的な噴火ではなく、史実に残るほどの規模でそれは起きようとしているのではないだろうか・・・。

火山鎮護の一宮、崩壊

ところで、熊本では、象徴的な崩壊があった。

社格は肥後国の一宮、旧社格は官幣大社・阿蘇神社の社殿崩壊である。

阿蘇の噴火を抑える結界というか・・・いわば阿蘇山鎮護の祭礼を欠かせない阿蘇神社であるが、その本殿が壊滅した。

 

それは、阿蘇山の噴火を抑える役割の終焉を意味してるのではないだろうか。

神社には天変地異や河川の氾濫などを封印したものが多い。

人類が拓殖していくなかで、どうしても自然と折り合いをつけなければならない。西欧の暴力的な合理主義ならば、土木工事で自然を制圧していくだろうが、明治以前の日本では神による自然神との談合?いわば祈り、鎮護が行なわれ、それにより暴力的な自然の猛威を封印したといえよう。

その住民と自然界との契約のようなものが、破談になる・・・。

今回の阿蘇神社の社殿崩壊は、まさにその破談を表しているのではないか。


安政の大地震でも富士山と住民との契約を祈祷した富士山浅間神社が崩壊した。その一か月後富士山が大噴火したとある。
いまは、さいわいに阿蘇山の大噴火の兆候はない。

だが、阿蘇神社の社殿崩壊が意味することを、われわれは注視していかなければならない。

政府

これは人工地震なのか。ショックドクトリンのひとつなのか。

政府の思惑はなんなのか。

 

見栄。

河野防災担当相『今日中に青空避難所というのは解消してくれ』と強圧命令。サミットも近い、選挙も近いこの時期、青いビニールシートを敷いたり、かぶったり している避難民は見苦しいと政府は述べ、これに対して熊本県知事は猛反発した。

●安倍総理の考え「G7が近い今、ビニールシートにくるまっている避難民の映像が流さ れるのは後進国みたいでみっともない」、被災した住民からすれば「サミット?そんな金があるのなら回してくれ。サミット などやめてしまえ」となって当然。

 

わかってない。

●家が全半壊し、避難所で疲れ切ってる人たちにも自腹で店で買えという首相。 熊本地震 安倍首相「今日中に店頭に70万食を届ける」

70万食では全然足りない 避難民は20万人として3食(1日)で消費してしまう量だ。
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原発は聖域。

●この異常事態の時に川内原発を止めないとは狂っているとしか言いようがない。大橋や高速が破壊されて、配管お化けが無傷だって強弁、狂っているとしか言いようがない。

●ここまで強い地震の頻発と原発とを切り離した報道も異様だな。「原発異常なし、稼働中」を繰り返すだけ。電力会社はちゃんと緊急時の避難経路の確保は大丈 夫か、シミュレーションしてるのかな。

原発事故が起きた場合、「高速道路や新幹線で避難できるから」と運転再開に同意した首長さんに聞きたい。今現在、そのどちらも使えない。どうするのか。

●伊方原発、そして川内原発や玄海原発付近で、何時大規模な直下型地震が起きてもおかしくない状況。いよいよサバイブしていく準備を本格的に始めないと。

●石原良純 「10万年に一度しか起こらないと言われてることに備えてもしょうがない」「そんな規模の大地震がきたらもう住めないんだから原発があるかどうかなんて問題じゃない」

 

ショックドクトリン。

●昨日、菅官房長官がテレビで言っていたよ。だから政府に全権委任する「緊急事態条項」は必要でしょ?と。熊本地震に関連 し、大災害時などの対応を定める緊急事態条項を憲法改正で新設することについて「極めて重く大切な課題だ」と述べた~官房長官

だから、それ、ショックドクトリンでしょ?

石破氏「防災省が必要かもしれない」 憲法改正で緊急事態条項を

●熊本、大分震災時に何で「TPP」審議やってるんだ?どさくさにまぎれて

列島への影響

中央構造線、ネクスト

四国も。本州も。他人事ではすまされない。

中央構造線。それは日本を横断している。

その巨大な地溝帯が、いま、ものすごい活性化しつつあります。

予想通り、震源は中央構造線沿いに東へ拡大中・・・。奈良でも揺れた。震度1の微小地震。誰も気を留めない・・・。

もろに中央構造線、真上・・・。

おいおい。

来てるじゃん。

みんな、無関心だけど・・・。

来てる。。。。。

これは・・・いったい

影響

愛媛側で、今回と同じ震度7クラスの巨大地震が発生した場合、・・・伊方クライシス。日本終了。そのとき、どうするか真剣に用意しておかないといけない。(もちろん川内が破壊されたときも・・・同様に)。

 

物流インフラ寸断、工場供給停止、・・・企業業績悪の決算発表時期に更なる業績悪化見通しで・・・GPIFで買っても買っても株価は支えきれない・・・。

 

雨ですがこれから梅雨の季節にはいります。
これだけ地盤が緩んでしまったら・・・
土砂災害の拡大が心配になります。

 

観光で、被災地に温泉にいこうという人はいないだろう。ゴールデンウイークは自粛。大不況本格化。政府の経済対策どころか、被災者対策とインフラ復旧工事で、赤字国債の更なる増発。消費税は値上げできないので、財政悪化による日本格付けダウンで、国債金利のハイパー上昇もありうるのか。

 

熊本に居ていいのか。大分にいていいのか。

移住先の新天地として、必死の想いで移住してきた人達がたくさんいます。その人達が、罹災し、さらに金銭負担してセカンド移住ができるのか・・・。

しかし、地域インフラの崩壊と、九州原発リスクの高まり。噴火リスクの上昇で避難するしかないのでしょうか・・・どうやって・・・。

 

 

 

地球をね、化石・地層からみれば、分かるのはね、「地球は荒れ狂う天体」であり、「いまたまたま我々人類が平穏期に生きてきているだけ」、とも言えるのですよ。

その間、われわれは近代という名の、自然搾取ゲームにうち興じてきた。自然を管理し、破壊し、搾取し、制圧し、利用し、人間と資本の思うがままにやってきた。

しかし、いまわれわれが思い知らされているのは、『地球は生きている』という姿だ。

われわれは近代資本主義がなし遂げた開発と豊かさを、いま、一瞬にして手離しさせられている。

地球という天体の、ほんとうの素顔を見せつけられている。

その強烈な教育方針に対して、われわれはどのように学ぶのか。

なにを学ぶのか。

どう方向転換をしていくべきなのか。

まさに、たいせつな時間が、いま流れている。

いのちを刻んで、気づきを得ていく、ほんとうにたいせつな時間だ・・・。

 

ラジオで被災地の16歳の少女が、投書していた。

「水一滴、おこめ一粒もたいせつだと痛感しました」と。

 

それも気づきだ。

 

しかし、それだけではない。

 

われわれは、人類として、今までの文明意識行動の反省と転換を迫られている。

その大転換のひとつのシーンに、

先ほどの16歳の気づきがある。

しかし、ほどなくわれわれはひとりひとり根底から、

反省と気づきに直面させられるんだろう・・・。

 

あの壮大な熊本阿蘇の地平と、無惨な町の姿は、

どこか遠くの画面の出来事ではなくなるんだろう・・・。

 

ひとりひとりに、光を与えたまえ───。