意識がこの世界を創り出す。

  この世界は、全てが振動でできています。

物質であっても、霊であっても、周波数の違う振動です。

私達の見ている世界は、私達の「意識」が創り出した世界です。

この世界があるから、それを意識できる、のではなく、

私達の意識がこの世界を創っています。

  まず、スピリチュアルを知る上で基本となることは、

その「意識」が周波数別にどうなっているかということです。

 

それでは周波数の高い順からみていこうと思います。

  1番上にくるのは、「オーバーソウル」と呼ばれるもので、

私達の「意識」の大元は一つの存在です。

その下に、約2万人ほどで一つのグループを作っている「グループソウル」

と呼ばれる意識の集合体があります。

  この辺りは意識が融合しているので、もはや 「私」であっても「あなた」であっても

もうどうでもいい感じのようです。

その下に、高次の私達である「ハイヤーセルフ」がきます。

 

  「自我意識」は周波数帯でいえばもっと下にありますが、

「ハイヤーセルフ」と「自我意識」のワンセットで、「全我」といい、

私達はこのセットで人生を体験します。

  ハイヤーセルフは、私達がこの人生でどういう経験を積むのか

ということをあらかじめ用意した 「人生の青写真」 というものを持っています。

それによって、バイブレーションを私達のハートに送ってきます。

 

  私達は、この人生でどういう経験を積んで、どのように意識を上昇させるのか

あらかじめ知っているわけではありませんが、

ハートに送られるバイブレーションにより、

それに反応するようになっています。

例えば歌が好き、とか、サッカーが好きとか、 絵を描くのが好きとか、

人生に必要なことには必ず反応するようになっています。

 

  ただし、ネガティブな感情にがんじがらめになって、自分を抑圧していると、

ハイヤーセルフからの信号に反応できなくなってしまいます。

そして、その下の「集合的無意識」の領域は、

他人と混ざり合っている領域です。

自我意識からみれば、かなり上の領域で、

もし私達が自分の人生の使命や目的通りに行動し

意識の周波数がこの領域まで上がると、シンクロニシティが

人生に起こるようになってきます。 全てに繋がっている領域です。

 

  また、夢の中で出会ったりするのもこの領域だと言われています。

その下にやっと「自我意識」が来ます。

この自我意識で私達は人生を体験します。

 

  生まれ持った「価値観」や「信念」などは、感情よりさらに高い周波数帯であり、

ここで大切なことは、

「自分の価値観は軽い。他人の価値観は重い」 ということです。

 

  どういうことかと言うと、私達は人生の中で知らず知らず、

他人の価値観に縛られ、重りをつけられてしまっていることがあります。

そういう時、低い周波数の意識でいると、

他人の価値観の重りに気づけないでいるのです。

 

  もし人生の使命や、やりたい事を見つけ実行したならば、

自分の意識の周波数はどんどん上がっていきます。

その時に初めて、「他人の価値観の重り」に気付くことが出来るのです。

 

  そして、それが不必要とわかり、切り捨てる ことができます。

そこでわかるのが、自分がやりたい事を我慢していてはいけないということ、

もっと言えば、好きなことをやらなくてはいけないということです。

理屈が分かれば、好きなことをするのに

罪悪感はいらないということを理解していただけると思います。

  そして、その下には感情と思考がきて終わりになります。

これを事実かどうかを証明できませんが、

信じれない人は、ファンタジーの世界と思ってもらえればいいと思います。

今の世界は「物質的価値」に支配され、

本来の人生の目的を忘れさせられています。 少しでも、精神や意識に

人生の軸を戻し、本来の目的を多くの人が取り戻せたらいいなと感じています。
   最後まで読んで頂き ありがとうございました。

※文章、挿絵 shinoさん

※転載許諾済